24
8月
2016
【JACKSON’S】
“SABIANシンバル ジャクソンモデル完成!”
“SABIANシンバル ジャクソンモデル完成!”
こんちにわ、ジャクソンです。
お世話になっているパール楽器の田中さんのご協力のもと、セイビアン社のシンバルのカスタムオーダーをし、先日そのシンバルが納品されました。
口径は21インチ。標準的なライドシンバルに比べて薄い個体のものを選んでいただきました。
ベースになっているのは、Raw Rideと呼ばれる、シンバルにレイジング(削り加工)をしないモデルです。コントロールされた、低音の倍音がコンスタントに鳴りながらも、コツコツと小気味よいレガート音(スティックとシンバルのぶつかる音)綺麗に響きます。さらにカップ部分はヴィンテージのジャズライドのように低いプロファイルになっており、音量は抑えめですが、ワイルドで複雑なカップの音が出ます。
最大の特徴は全体に空けられた6つの穴です。これにより、振動やたわみが複雑になるため、様々な倍音(特に高音)が豊かになります。シュワーッとした包み込むような電子的なサウンドが、意外とジャズにもロックにもフィットし楽曲に音楽的なエッセンスを与えてくれます。クラッシュしたときにも、穴を空けた事による爆発的なサウンドと、サスティンの素早い減衰が特徴です。
見た目も相まって、最高にクールなオリジナルのシンバルが完成しました。これからRyu Matsuyamaのライブやレコーディングでたくさん使用する機会が有ると思うので、楽しみです。
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